余りにも遅すぎる箱根駅伝振り返り 復路編


6区 西村真周選手 58:58 区間8位

去年も6区を走り、チームがシード権外だったこともあり、突っ込んで大平台までは区間4位でしたが、そこからの勾配が緩くなって、また昨年度はペース走以外で10キロ以上の距離のレースにでたことがなかったこともあってキツくなり、結果的に区間13位となりました。

今年度は男鹿駅伝で区間2位、MGCと同じ日に行われたレガシーハーフでは63:28、川越ハーフでも63:31で走り、長い距離に対応しました。

今年の箱根では最初は落ち着いて入り、後半ビルドアップ。特に箱根湯本からの3キロは、定点間トップと1秒差で7区に襷リレー。「人間じゃねえ」で有名な今西駿介選手に続いて2人目の59分切りとなりました。

7区 熊﨑貴哉選手 1:05:04 区間19位

4年生で初の箱根出走となりました。
昨年度は大車輪の活躍で、10000mの持ちタイムもチームトップの28:36.36をだしました。前回の箱根では7区出走予定でしたが直前に疲労骨折して走れませんでした。

今年は出雲、全日本の両方で出走しました。そして箱根にも去年走るはずだった7区にエントリーし、出走しました。

襷を受け取って、走り始めましたが、ペースが上がらず、後ろから来た中央の吉居駿恭選手に追いつかれました。
しかしそこから粘り、あまり差のないタイム差で渡しました。(中央は6区一斉スタートのため、実際はもっと後ろにいます。)

8区 村上太一選手 1:05:24 区間10位

1年生から箱根駅伝にはエントリーされていましたが、出走は初めて。全日本では3.4年生で6区で好走しました。
また北海道マラソンに2年連続で出場し、今年度は5位入賞しました。
今回の箱根では、襷をもらってしばらく中央の阿部選手と並走していましたが、あまりペースが上がらず、後続がせまっていたこともあり、ペースを上げ、中央を引き離しました。並走していた時は定点間十台後半だったのですが、単独走になってからは全て一桁。詰め寄られていた國學院や法政との差を離して、3位の城西とは1分詰めてその後の猛追劇への形を作りました。

10区 吉田周選手 1:09:12 区間2位

1年生の頃から長い距離での頭角を表し、箱根駅伝のチームエントリー入り。

その後三大駅伝に出場したのは1回だけで、今年の前半はレースでも見かけませんでしたが、11月の日体大記録会10000mで独走で28:56を出し、その後の川越ハーフでは15キロから一人ペースを上げて1:02:43を出しました。(服部勇馬選手が3年生の時に2区で1:07:38で区間賞をとりましたが、箱根の前に川越を走り、1時間3分中盤でフィニッシュした難コースです。)

そして箱根に出走し、最初の4キロは青山学院の倉本選手よりも早い、攻めの走りでした。終始苦しそうでしたが、それでもペースを落とさずに走り、3位の城西とは1分以上詰めて鶴見中継しました。

10区 岸本遼太郎選手 1:08:51 区間

高校時代は都大路1区で好走しましたが、1年生の時はあまりレースに出ませんでしたが、今年度は沢山でて、いい記録を出しました。

まずは男鹿駅伝のアンカーで区間2位、5000mの自己ベストも更新し、上尾ハーフで1:03:39、10000mも28分台に乗せ、特に箱根駅伝前に調子が急上昇しました。

そして箱根では最初の定点では区間記録ペースとほとんど変わらないペースで入り、そのままペースを維持。次の定点間では区間1位になり、城西と2分近くあった差をグングン縮めていきました。最終的に4位でフィニッシュしましたが、前との差は「21」秒。目標順位まであともう少しのところまで持っていきました。


総評

出雲、全日本と振るわず、箱根ではシードを落とすだろうとの見方が大半でした。確かに出雲では7位、全日本では区間一桁で走ったのは村上選手だけ。関東最下位の危険すらありました。

そんな中でも全日本が終わった直後から急に調子を上げ、上尾ハーフ、川越ハーフ、その他数個の記録会で好記録連発。さらにチーム目標を明確に3位以内と打ち出すようになり、ファンの中でもこれはいけるかも、という雰囲気になったと思います。

そしてレースでは、2区にエントリーされて驚いた梅崎選手が8人抜きの6分台、小林選手が設楽悠太選手の東洋記録を抜くという、出雲、全日本の雪辱を果たす、素晴らしい走り。両選手が4位を決定づけたと言っても過言ではないでしょう。
松山選手も流石の走り、また9,10区の吉田選手、岸本選手が好走し、城西大学を追い詰めてゴールしました。

城西との差は21秒。この差は87回、早稲田大学に3連覇を阻止された時と同じ秒差です。また目標順位まであと1つ。また最後の3区間で追い上げたというところも似ています。

しかし、今回はようやく近年の高速レースに適応できた、往路から良い順位につけることができたという点でとても収穫のある大会になったと思います。


去年の3月、私がブログを始めた最初の投稿では、今年の4年生は力があるから優勝してほしい、という旨の投稿でした。残念ながら優勝はできませんでしたが、今回走った中で3年生以下は全員区間10位以内。唯一10位だった緒方選手も、先日の丸亀国際ハーフマラソンで61:42という松山選手についで東洋歴代2位の記録を出し、絶好調です。

また石田選手も戻ってきましたし、今度特集しますが、新入生も非常に豪華です。

なので来年度も充分戦えると思います。

来年度は全日本予選もあり、ピークを合わせるのが難しいますが、優勝を目指してほしいです。

 

余りにも遅すぎる第100回箱根駅伝東洋大学振り返り

 

書きたいことが多すぎてまとめることができず投稿するのが1ヶ月後となってしまいましたという言い訳は置いておいて、今日は東洋大の振り返りをしていこうと思います。

1区 九嶋恵舜選手 1: 02: 08 区間15位

1,2年では6区を走りましたが去年は欠場し、その後のワイドーズミ駅伝で1区を走り区間賞。その時に希望区間は1区と明言していました。その後の学生ハーフと関東インカレ5000mの後故障で離脱し、上尾ハーフで関東インカレぶりに復帰し、川越ハーフのペース走を挟んで早速主要区間の1区で出走。レースの復帰から2ヶ月足らずでハーフ換算61分台、そして前の集団とのタイム差を30秒余りに抑えたのは見事でした。

2区 梅崎蓮選手 1:06:45 区間6位

いい意味で想定外でした。誰もが怪我をしない限り2区は松山選手だと思っていた中で12月29日の区間エントリーでは2区梅崎選手、松山選手は補員に回っていました。これは私もどちらかが怪我をしていると思いました。結局両方とも出走し、梅崎選手は前半ある程度落ち着いて入り、後ろからきた國學院大の平林清澄選手について行く形でレースが進みました。ラスト1キロ付近で平林選手を突き離し、8人抜き、記録も1:06:45でした。
ここで一気に流れが変わったのかなと。

3区 小林亮太選手 1:02:03 区間6位

今年前半戦は大車輪の活躍!関東インカレや日本インカレでも結果を残し、出雲駅伝ではエース区間の3区に起用されました。しかし全日本大学駅伝では区間16位と厳しい走りととなってしまい、結果的に総合14位とシード落ちしてしまいました。しかしそこから難コースの川越ハーフで1:03:42で走り、本番では前回と同じ3区に当日変更で入りました。
出雲や全日本では最初から突っ込みきれず苦しい走りとなりましたが、襷を受け取ってから國學院大や日大と一緒に前を追いかけ、30秒差あった早大の辻選手を藤沢までに捉えました。國學院大には一時先行されましたが、ラストスパートで追いつき、順位も一つ上げました。そして90回大会に設楽悠太選手が打ち立てた東洋記録を更新しました。


4区 松山和希選手 1:01:37 区間2位

東洋の大エースがとうとう箱根復帰!!

1年生からエース区間の2区を走り、日本人2位の4位、記録も1年生歴代2位の1:07:15、2年生でも区間5位の1:07:02でした。3年生では前半戦は全日本予選の最終組で日本人トップを取るなど、まさに鉄紺のエースにふさわしい活躍でしたが、9月に自転車で怪我をしてしまい、結果的に三大駅伝は全て欠場しました。今年度に入って6月の男鹿駅伝で復帰して区間2位、その後の記録会にも出走しましたが、9月に再度軽い故障。そこから急ピッチで仕上げて出雲駅伝では4区8位でした。しかしその後の全日本は状態を箱根に合わせるために欠場しました。当日区間変更で松山選手が4区から変わっていて、このとき東洋ファンのほとんどが絶望したのではないでしょうか。私も絶望しました。その後酒井監督が箱根に合わせるために使わなかったと仰っていたので少し安心しました。

11月の川越ハーフでも1:03:35で調子の良さをアピールし、箱根のチームエントリーがあったあとの1週間後、法政大学記録会の10000mに梅崎選手などと一緒に出走しました。5000mくらいから2人でペースを上げ、梅崎選手が28:39、松山選手は28:44でフィニッシュ。箱根駅伝の2週間前のレースである程度いいタイムだったため、疲労について心配されていましたが、練習の一環との話でした。それでも梅崎選手は自己ベストを40秒更新。松山選手も自己ベストから2秒遅いだけだったので、本当に大丈夫かな、という懸念はありましたが。
その時に箱根駅伝は2区で1:06:10台を狙うと言っていました。状態も上がっているし、何よりも2区への適性が半端ではないので、誰もが2区と予想しました。しかし梅崎選手のところでも書いた通り、梅崎選手2区、松山選手が補員でした。
発表後の記事で松山選手は順調というのを見たので少しホッとしましたが、戦略的に嘘をついている可能性もあったので、半信半疑で見ていました。

結果的に4区当日変更となり、5位で襷を受け取り、前をいっていた日本大学を交わして4位浮上、しばらく國學院大学の辻原選手が後ろについていましたがそれも振り切って3位の城西大学まで一時10数秒差のところまで迫りました。

最後は追いつけず、少し離されてしまいましたが、それでも総合4位、区間2位で小田原中継所で襷リレーしました。

今まで松山選手はマイペースで穏やかなイメージがありましたが、今シーズンの低迷している中で、敢えて目標順位を3位以内にするように進言したり、事前番組の中での発言だったり、駅伝主将に相応しいリーダーでした。

5区 緒方澪那斗選手 1:12:47 区間10位

三大駅伝フル出場!昨年度の前半戦は1年生で早くもエース級の活躍でしたが故障で駅伝には出ることができず。今年の出雲は1区でながれを作るいい走りでしたが、全日本はそれまでの順位が悪く、また貧血の症状もあった中で区間14位となってしまいました。

その後の取材でハーフマラソンを走りたいといっていましたが姿を現さず、もしかしたら故障なのかなと思っていました。まさか山籠りしているとは…。

私の中で5区は、結果が良くなかったとはいえ、激坂王に出走した主将の佐藤真優選手か、もしくは馬場大翔選手かのどちらかだと思っていました。

結果的に緒方選手が12月から急ピッチで山の準備をし、5区にエントリーされました。
あまりテレビには映りませんでしたが、順位を落とさずに後ろを離す、また区間順位も悪くなく、5区の選手は1年かけて準備をすることも珍しくない中で、とても1ヶ月とは思えない走りでした。


結果的に往路を4位で終え、絶対目標である19年連続シード権はほぼ確実にしました。前とは3分あったのでその時は厳しいと思っていました。

東洋大学箱根駅伝出走者の平均10000m自己ベストの推移

近年ランニングシューズが飛躍的進歩していますが、東洋大学はあまり記録会に出ず、10年前からあまり変わっていない、と言われています。それは本当でしょうか?99回〜88回までの走者の平均タイムをだし、比較したいと思います。

 

(敬称略、コンマ以下切り捨て、カッコ内学年、99回以前は区間順)


参考 100回上位10人

小林亮太(3)  28:36
熊﨑貴哉(4)  28:36
緒方澪那斗(2) 28:36
梅崎蓮(3)   28:39
松山和希(4)  28:42
九嶋恵舜(4)  28:45
佐藤真優(4)  28:49
吉田周(3)   28:56
岸本遼太郎(2) 28:58
西村真周(2)  29:03

 

平均     28:46

 

99回     10位
児玉悠輔(4)  28:45
石田洸介(2)  28:37
小林亮太(2)  29:27
柏優吾(4)   28:49
前田義弘(4)  28:57
西村真周(1)  29:03
佐藤真優(3)  28:49
木本大地(4)  29:06
梅崎蓮(2)   29:18
清野太雅(4)  29:03

 

平均     28:53

 

98回     4位
児玉悠輔(3)  29:56
松山和希(2)  30:25
佐藤真優(2)  29:24
木本大地(3)  29:06
宮下隼人(4)  28:37
九嶋恵舜(2)  29:03
梅崎蓮(1)   記録なし
蝦夷森章太(4) 29:46
前田義弘(3)  28:57
清野太雅(3)  29:03

 

平均      29:21

 

97回     3位
児玉悠輔(2)  29:56
松山和希(1)  記録なし
前田義弘(2)  29:14
吉川洋次(4)  28:53
宮下隼人(3)  28:37
九嶋恵舜(1)  29:03
西山和弥(4)  28:03
野口英希(4)  28:56
小田太賀(4)  29:09
清野太雅(2)  29:03

 

平均     28:59

 

96回     10位
西山和弥(3)  28:35
相澤晃(4)   28:17
吉川洋次(3)  28:53
渡邊奏太(4)  28:59
宮下隼人(2)  29:20
今西駿介(4)  29:17
蝦夷森章太(2) 29:46
前田義弘(1)  29:38
大澤駿(3)   29:16
及川瑠音(1)  30:20

 

平均     29:14

 

95回     3位
西山和弥(2)  28:35
山本修二(4)  28:50
吉川洋次(2)  28:53
相澤晃(3)   28:17
田中龍誠(2)  29:20
今西駿介(3)  29:17
小笹掠(3)   29:01
鈴木宗孝(1)  29:17
中村拳梧(4)  29:21
大澤駿(2)   29:16

 

平均     29:00

 

94回     2位
西山和弥(1)  28:44
相澤晃(2)   28:44
山本修二(3)  28:50
吉川洋次(1)  28:53
田中龍誠(1)  30:04
今西駿介(2)  記録なし
渡邊奏太(2)  28:59
浅井崚雅(1)  30:06
早川健(4)  29:08
小笹掠(3)   29:12

 

平均      29:11

 

93回     2位
服部弾馬(4)  28:55
山本修二(2)  29:12
口町亮(4)   28:42
櫻岡駿(4)   28:22
橋本澪(4)   29:06
堀龍彦(3)   記録なし
小笹掠(2)   29:12
竹下和輝(3)  29:10
野村峻哉(3)  29:16
早川健(3)  29:08 

 

平均     29:00

 

92回     2位
上村和生(4)  28:35
服部勇馬(4)  28:03
服部弾馬(3)  28:55
小笹掠(1)   29:12
五郎谷俊(4※) 29:57
口町亮(3)   29:13
櫻岡駿(3)   29:25
山本修二(1)  29:12
高橋尚弥(4)  29:06
渡邊一磨(4)  29:31

平均     29:06


※五郎谷選手は一年留年

 

91回     3位
田口雅也(4)  28:37
服部勇馬(3)  28:22
上村和生(3)  28:44
櫻岡駿(2)   29:25
五郎谷俊(4)  29:57
高橋尚弥(3)  29:40
服部弾馬(2)  28:55
今井憲久(4)  28:54
寺内將人(3)  29:41
淀川弦太(4)  29:04

 

平均      29:11

 

90回     1位
田口雅也(3)  28:37
服部勇馬(2)  28:22
設楽悠太(4)  27:54
今井憲久(3)  28:54
設楽啓太(4)  27:51
日下佳祐(4)  29:01
服部弾馬(1)  30:07
髙久龍(3)   28:42
上村和生(2)  28:44
大津顕杜(4)  28:39

 

平均     28:41

 

89回     2位
田口雅也(2)  記録なし
設楽啓太(3)  28:15
設楽悠太(3)  28:12
淀川弦太(2)  29:25
定方俊樹(3)  29:26
市川孝徳(4)  28:54
髙久龍(2)   29:27
大津顕杜(3)  29:18
服部勇馬(1)  28:52
冨岡司(4)   29:06

 

平均     28:53

 

88回     1位
宇野博之(4)  28:55
設楽啓太(2)  28:46
山本憲二(4)  29:29
田口雅也(1)  記録なし
柏原竜二(4)  28:20
市川孝徳(3)  28:54
設楽悠太(2)  29:08
大津顕杜(2)  29:26
田中貴章(4)  28:46
齋藤貴志(3)  29:26

 

平均     28:55

 

平均タイムの速い順

90回
(100回)
89,99回
88回
97回
93,95回
92回
91,94
96回
98回

 

という感じになりました。
ご覧の通り、あまり上がってはいませんが、落ちてはいないのかなと。更に今年のタイムは歴代2番目なので、かなり期待できると思います。

第100回箱根駅伝東洋区間予想&タイム予想

 


1区 21.3km 緒方澪那斗選手
出雲では1区で関東勢5位で前ともほとんど同着でした。全日本以降レースに出ていませんが、無事エントリーに入ったので1区で予想しました。ハイペースならば1:01:40〜1:02:00

 

2区 23.1km 松山和希選手
2区は松山選手しかいません。全日本は怪我ではなく、大事をとって回避とのことでした。事実、11月の川越ハーフでも1キロ3分のペース走で1:03:35で走って、本人は出力5割と言われていて、これから更に状態が上がるはずなので、区間賞、あわよくば高校、大学の先輩である相澤晃選手の記録もねらってほしいです。願望タイムは1:06:00〜1:06:30

 

3区 21.4km 九嶋恵舜選手
関東インカレから姿が見えませんでしたが、10月ごろから戻ってきて上尾ハーフで1:03:39、順調に復調しています。九嶋選手は出走した1,2年次6区を走りましたが、下り切った後の平地の3キロがとても速かったため、平地の方がいいのかなと思い、3区にしました。
願望タイム 1:01:50〜1:02:15

 

4区 20.9km 吉田周選手
1年生のときから力のある選手で、出雲には出場していますが、なかなか箱根には出場できませんでした。しかし11月の日体大記録会で独走で28分台を出し、難コースで有名な川越ハーフでは途中から飛び出し1:02:43。十分往路で区間上位もあるのではないでしょうか。
願望タイムは1:01:40〜1:02:10

 

5区 20.8km 佐藤真優選手
1年生の頃から主力で、ほとんどの駅伝で主要区間で起用されました。しかし去年の後半から調子を落とし、本来は5区予定でしたが復路の7区にスライドしました。今年も調子は上がらず、酒井監督のトークショーでも絶不調と仰っていました。しかし復調傾向ともあったので、希望も込めて佐藤選手を5区予想に、願望タイムは去年の前田選手を押し退けて5区予定ということで、1:10:30〜1:11:00


6区 20.8km 西村真周選手
今年はフル活動で、男鹿駅伝では2区2位、日本インカレでも日本人5位、ハーフでも2回連続で好成績を出しました。全日本ではエース区間の7区を走りました。去年の箱根でも6区を走り前半とても良かったので長い距離にも対応できた今年は更に良くなるのではないでしょうか。
願望タイム 58:40〜59:10

 

7区 21.3km 小林亮太選手
今年一気にエース格になりました。2回連続で10000m28:36をだし、出雲ではエース区間の3区で8位、全日本では少し苦しみましたがそのあとの川越ハーフでもペース走で良かったので、今年の箱根でも3区で9位でしたので、復路では区間上位、あわよくば区間賞も狙えると思います。
願望タイムは1:02:40〜1:03:10

 

8区 21.4km 村上太一選手
夏のマラソンで5位、全日本も流れが悪い中で区間6位と好走し、その後もレースに出続けました。上りに強いという情報もあり、ちょうど暑くなる時間帯ですからこの区間がベストではないでしょうか。
願望タイムは1:04:15〜1:04:45

 

9区 23.1km 梅崎蓮選手
今年の箱根駅伝では9区4位、しかし今年は調子が上がらず出雲6区7位、全日本8区12位でした。しかしエース区間でこれなので、復路では今年と同じくらいの走りはできると思います。
願望タイムは1:08:00〜1:08:30

 

10区 23.0km 岸本遼太郎選手
今年急成長した選手の1人です。男鹿駅伝では6区2位、出雲と全日本でも出走はしませんでしたがメンバーに入り、上尾ハーフでは1:03:39、その後の日体大記録会で28分台を出し、今絶好調なので、箱根にも出場するのではないでしょうか。
願望タイムは1:09:00〜1:09:30



自信過剰な歌声

カラオケ大会に応募してしまいました。12月に大学の学園祭でカラオケ大会があり、何を血迷ったのか参加することになりました。私はここ5年くらいカラオケショップに行ったことはなく、上手いと言われたことすらありませんでした。スガシカオさんのファンなので、スガさんの歌が歌いたい、という一点で参加を決めました。(自分の歌唱力に過信していたというのもあり)

選曲で、色々歌いたい曲はあったのですが紆余曲折あり、人が知っている曲の方がいいと思い、progress (kokua名義)にしました。そして一緒に出る友人と、もう1人誘い、3人で5年ぶりにカラオケに行きました。

そこで現実を知り、気分はドン底に落ちました。私は歌った全ての曲において90点どころか、80点すら取ることができなかったのです。一方でカラオケに出る友人は最高92点平均87〜90点くらいで、もう1人の友人も80点台を何回か出していました。

これならば参加しないようにしようと思いましたが、その週の金曜日にもう一度カラオケに行きました。そして80点台を3〜4回出すことができました。

そこから何回もカラオケに10時間ほど居座り休憩なしで歌い続け、そのおかげで点数も伸びてきました。
そして昨日、上の音程表を凝視しながら歌ったら、progressで88点を叩き出し、また別の曲では杏子さん(作詞作曲スガシカオさん)の
Happy birthday で最高の89.964点を出しました。それ以外にも80点台後半を何回も出しました。しかし90点を取れず悔しくなり、本番では90点を取りたいと思います。

箱根駅伝前にレースに出たらダメなのか

2020年の日本選手権で多くの大学生が5000、10000mに出走、好走しましたが、箱根駅伝では状態が良くない選手が目立ちました。そこから、それでは箱根の直前に記録会に出ている選手は、本当に箱根での記録が伸びないのか、というのを去年の主要な記録会と箱根の区間順位を照らし合わせながら述べていこうと思います。


去年の記録会(10000m) (コンマ以下切り捨て)

選手名(大学)

記録

箱根区間順位


八王子ロングディスタンス

A組

 


ムルワ(創価)
27:43(昨年27:35)
2区6位(昨年2区2位)


吉居大(中央)
DNF
2区1位


B組

吉居駿(中央)
28:06
4区4位


石原(東海)
28:13
2区4位


11/26 日体大記録会

10000m 10組

 

藤本(日体)
28:19(去年28:31)
2区12位(去年10位)


新田(育英)
28:21
1区3位相当


9組

伊藤(駒澤)
28:28
6区1位


大野(大東)
28:42
4区14位


入濵(大東)
28:44
3区18位


神薗(東海)
28:49
8区20位


久保田(大東)
28:55
1区15位


12/4 日体大記録会 10000m4組

キサイサ(大東)
28:10
2区16位


丹所(東国)
29:00
2区11位

 

3組

溜池(中央)
28:26
1区4位


白井(東国)
28:27
3区12位


川越ハーフマラソン(特記がないかぎり東洋)

児玉
1:03:58
1区17位


石田
1:04:00
2区19位


熊﨑
1:04:02
故障のため不出場


前田
1:05:12
5区5位

 


昨年度の箱根駅伝直前の記録会の主要な組で走った選手はこのような結果でした。

パッと見た感じ、思ったよりも好走している場合が多いなと思いました。28:30を切る選手は箱根駅伝でも区間順位は高いです。また少し箱根の区間順位が悪かった選手も、前年度も同じレースに出て、区間順位もよかったので、単純な箱根前の調整不足でしょう。一方28:40以下の選手はほとんどの選手が区間二桁となりました。この結果は意外で、これくらいのタイムだと区間6位〜10位くらいかな、と思ったのですが…。仮にこの後も疲労を溜めずに走れていれば、今の時代29分を切るどころか28:50を切っていても太刀打ちできないのか、と思いますし、逆ならともかく40〜50秒の選手だけ疲労を溜めていたとは考えづらい。もし疲労を溜めていたとしたら、その時走っていなければ28:30切りの選手は全員主要区間区間賞を取れることになります。ここのところ全く分からないので、分かる方教えていただきたいです。

 


また川越ハーフに出走した選手は、軒並み疲労を溜めていたのかな、と思います。またプロランナーの川内優輝選手は、薄底と厚底では使う筋肉が全く違う。薄底で頑張りすぎたため疲労が溜まったり故障したりしていたと仰りました。以前は服部勇馬選手が川越ハーフを走って箱根2区区間賞を取っているので、絶対にハーフを走ったら駄目、というわけでは無いと思います。

そういうところも含めて今年の川越ハーフ、そして箱根駅伝に注目してみたいと思います。

 

 

 

 

ボーリングに行きました 続

先週は全日本大学駅伝東洋大学が14位でシード落ちしてしまい、落ち込んでブログを出せませんでした。

先々週の日曜日、小中学校の時の友人とボーリングに行きました。


時は遡り、わたしがブログを書き始めた頃、ボーリングに行った話をアメーバブログの方で出しました。大まかに話すと、3ゲームしてその内の2ゲームの得点が各7点という、散々な結果だった、というものでした。偶然その友人がブログを読んでくれていて、ボーリングに行かないか、と友人に誘われました。その時は日程が合わず、流れたのですが、環境の変化に慣れた8月に改めて誘いました。そこからもまた日程が合わず、流れそうになったのですが友人に合わせてもらえ、行くことができました。


場所は前回と同じく東京ドームシティに行き、そこでご飯を食べ、それから移動したのですが場所がわかりません。その日は東京ドームでイベントがあったらしくドームの周り一帯がスクランブル交差点以上にごった返していました。そこをかき分けて進み、見つけることができたのですが、ご飯を食べたところのすぐそばだったのです!食べ終わって向かう途中にそれらしきものがあったのですが、まさかここではない、と思ってスルーしていたのです。(友人はこの辺りではないか、と言ってくれたのに)

そして到着し、2ゲームしました。

 

いざ始めたのですが、全くピンに当たりません。わたしはあの7点のことが頭によぎりました。5投目くらいまで続き、友人に投げ方を教えてもらいました。つま先をもう少し開かせた方がいいだったり投げるときに手が傾いているだったり。それを修正すると徐々に当たるようになり、とうとうストライクを取りました。そこから何回も試行錯誤しながら、前回より成長したな、と思いました。

一方友人の方は、姿勢がすごく良かったです。プロのような投げ方で、私とは別の競技をしている感じでした。得点も私とは全然違い、とても刺激をもらいました。

 

成人式でまた話したいと思います